DSC_0003平成20年度よりレッドリストの3回目の見直し作業に着手しました。平成24年8月に、9分類群について新たなレッドリスト(第4次レッドリスト)を取りまとめ公表し、平成25年2月に、残る汽水・淡水魚類について取りまとめ作業が完了したため、公表しました。
絶滅のおそれのある種(絶滅危惧I類(IA類(CR)、IB類(EN))及び絶滅危惧Ⅱ類(VU)に選定された種)の総数は、第3次リスト(平成18年~19年公表)では3155種でしたが、新リストでは3597種となり、442種増加しました。貝類における評価対象の拡大といった事情はありますが、我が国の野生生物が置かれている状況は依然として厳しいことが明らかになりました。なお、昆虫類については今回から、絶滅危惧Ⅰ類をさらにⅠA類(CR)とⅠB類(EN)に区分して評価を行いました。
環境省としては、新たなレッドリストの周知に努めるとともに、必要な保護対策について今後検討する考えです。 また、平成27年3月までにレッドリスト掲載種について解説したレッドデータブックを全て刊行しました。(環境省)
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レッドリストは毎年増えています。少しでも食い止められるよう頑張りましょう。